あなたの断片を
丁寧に切り取ってゆく
御朱印のように
一キロの肉のように
女性もののコロンのように
丁寧に
丁寧に
貴方を切り取ってゆく
永遠は何処にあるか知ってる?
貴方のキャップの中に
その甘い歌声の中に
囁く吐息の中に
何処にも無いじゃない
切り取れば切り取るほど
細切れにすればするほど
粉微塵になってゆくのは私
貴方のベッドシーツは冷ややかで
体温など無い
誰かを抱きしめた余韻だけが
悪夢のように
毎夜毎夜化けて出る
貴方の石鹸だけは
私のもの
貴方の輪郭をなぞる遊び
誰にもゆずらない
決して葬ってやるものか
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