詩投稿サイト・詩のプラットフォーム
私の前に広がった
温かい大きな背中
兄の声音は
まるで野犬のよう
下卑た調子で
吠えたてる
そんな鬼の責苦を
閻魔のごとく
一喝で跳ね飛ばした
まるで
錫杖の音が響くように
清らかな声
その仁王のような横顔が
私の尊厳を守った
貴方の一歩も引かぬ姿勢が
私の涙を掬い取った
花弁が
散る
貴方は
私の無明に咲く
たった一つの
可惜夜の夢見草
月と詩人 Author はじめまして。 夕日メンテナンスと申します。 これまではXなどで詩を投稿していました。 どうぞよろしくお願いします。
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