A Poetry Gallery for Poets
片足を失くした猫は
小さく跳ねるように歩いている
此処では無い 何処かへ
目的も無く 歩いている
既に日は落ちていて
空に幾つもの星が浮かんでいる
時に星は落ちてきて
美しい夜空が広がっている
やるせない不安と衝動に
ここまで来てしまったけれど
「もうここでもいいや」と
思ったりする。
それほど美しい
それほど美しい夜空が
僕の目の前に
当たり前のように広がっていた
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