ブルー・ブルー・ブルー

それはまるで青い風のように頬を撫でた

その瞳に射抜かれた

 

貴方は猫のTシャツを自慢した

かわいいかすれた猫の絵

 

真夏の古着屋

床に伸びる猫を撫でていた

その長い手は

まるで俳優さん

 

私と貴方

決して交差しない線

なんの悪戯か

交わってしまった

 

サインをくれた貴方

私とのツーショットを

柔和な笑みで受けてくれた

 

なのに

貴方を写真に閉じ込めた日から

変わってしまった

 

 

いつしか

私は透明人間

まるで六条御息所みたい

 

貴方は変わらず

青い風のまま

三叉路で

涼やかに吹いている

 

 

 

 

 

 

夕日メンテナンス

夕日メンテナンス

月と詩人 Author はじめまして。 夕日メンテナンスと申します。 これまではXなどで詩を投稿していました。 どうぞよろしくお願いします。

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