時間の外側で待つ者

神棚を片付けた

 

ヤマトタケルを導いた白い犬

大口真神さま

私が深く敬愛した神

 

私はもう神には願わない

 

言葉を握りしめ

縁覚の白道を

たった一人で歩むと決めた

 

幼い私は

寂しくて

寂しくて…

でも

大事な毛布は置いていこう

 

神への深い愛は

神から離れることで証明される

 

大口真神さま

共に三峯の山を探検したね

清浄の滝の冷たさ

錦に染まる山の陰影

一生忘れないよ

 

気高きホロケウカムイ

貴方は首輪を拒み

神の世界で自在に駆けていく

 

私の旅を案内してくれた神

私の苦悩を背負ってくれた神

 

ここまで本当にありがとう

この先は

私が荷物を持つね

 

大口真神さま

私の時計が止まった時

いつかまた共に

青い山を駆け巡りましょう

 

 

 

 

 

 

夕日メンテナンス

夕日メンテナンス

月と詩人 Author はじめまして。 夕日メンテナンスと申します。 これまではXなどで詩を投稿していました。 どうぞよろしくお願いします。

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