さざなみ

 

貴方の香りの名が消せない

貴方の名を別の名に書き換えられない

どれだけ燃えても

燃え殻も残らない

熾火のように

いつまでも続く

煉獄だったら良かったか

清められることもなく

燻り続ける

いつか

清冽な川のほとりで

貴方の微笑みを愛でられるか

いつか

黒い業火は

金色の穂麦に変わるか

 

貴方の駆け上がってゆく姿

いつまでも

遠くから見守っていたい

どうか

この祈りが

透明なほうき星のごとく

消えてゆきますように

 

 

 

 

 

 

夕日メンテナンス

夕日メンテナンス

月と詩人 Author はじめまして。 夕日メンテナンスと申します。 これまではXなどで詩を投稿していました。 どうぞよろしくお願いします。

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