ご褒美

レジに並ぶ

 

今日はコーヒーといつものチャイ

担々麺にもずくサラダ

 

683円

 

サラダなんていつもは選ばない

 

友達との会話

 

「寿命を前借りしてるんだ」

そう嘯いて

死神の目をもらったつもり

 

スヌーピーのTシャツを着た男の人

店員さんに黙って出ていく

 

「お箸もください」

 

「ほんまにごめんなさい」

 

関西弁だった

かわいい

 

夕空になびく風

薄紫の淡い色

 

手を繋いだ母娘

 

「こんにちは」

 

元気にあいさつ

思わずほころぶ

 

「こんにちは」

 

みなの姿がどこか懐かしい

 

みな同等に終わりが巡る

その盃に口をつけるのは

いつなんだろう

 

夕闇の気配が

私の柔らかいところをくすぐる

 

 

 

 

 

 

夕日メンテナンス

夕日メンテナンス

月と詩人 Author はじめまして。 夕日メンテナンスと申します。 これまではXなどで詩を投稿していました。 どうぞよろしくお願いします。

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