虫籠の神

 

月がゆっくり

満ちていくのを観る

お化けの魂がゆっくり

仏になぞらえていく

仏とか神とか名づけようの無いものを

ピンで留め

虫籠に閉じ込めた

我々の

御祖たちの頃から続く罰だろうか

如来の済度はいつ行われるのか

青い蓮華は咲くのだろうか

白装束を着たあの人達はだあれも口を利かずに

炎の向こうへ消えてしまった

あの骨の白さに

私たちは悟りを見出すのか

 

 

 

 

 

 

夕日メンテナンス

夕日メンテナンス

月と詩人 Author はじめまして。 夕日メンテナンスと申します。 これまではXなどで詩を投稿していました。 どうぞよろしくお願いします。

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