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すべては流れる とどまることなく
すべて等しく 善悪も優劣もない
あるものは 呼びかける
セイレーンよろしく 聞こえてしまえば 常に既にとらわれる
それは自ずから裂開し わたしはただそこに居合わせる
真理は刹那に蒸発し フィクションが埋める
わたしは見るが 常に未だに確定しない
それはわたしに わたしのための夢を見せる
編み込んで記憶とする
編み込んで歴史とする
『裂け目-多様体-出来事』
月と詩人 Author
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植平さん、
いつもお世話になっておりまーす。エヘっ。
「「ある日、赤の他人同士が、それぞれの歌を歌ってました。第三者から見ると、良いハーモニーだなぁと。後に誰かが、それを対位法と定義したようですよ。」って、似てますよね。」
……と、私の感じ方はまだ確定していませんが。
3.5代目
3.5代目はリハッチャン様
コメントありがとうございます。エヘっ。
リハッチャン様にもよい裂開がありますように 笑
植平
植平塵芥さん こんにちは。 ちいかわの映画 にセイレーンが出てくるようですが.娘たちが見に行って内容を聞きました。まだやっているようなので言えませんが、あの可愛いキャラでその内容の深さに驚きました。これでは子供は分からないだろうと思いました。詩の4行目 「善悪も優劣もない」つまり それを決めているのは人間で、映画の内容になってしまいますが、それじゃどうしたらいいの、どっちつかずで悩んだことを思い出しました。
ヒメシャラさん
こんにちは。 コメントありがとうございます。
ちいかわの映画にセイレーン出てくるのですね 笑
善悪・優劣 それぞれの人間がそれぞれに感じるから難しいですよね。
植平塵芥さま。
なんか凄いです(また語彙力不足でごめんなさい)
硬質な文体と比喩の精度の高さに、思考がそのまま結晶化してるようで読んでいてゾクゾクしました。
特に「真理は刹那に蒸発し、フィクションが埋める」って一節で、ゾクゾク度が倍増です。
わたしの理解は追い付いてはいないのですが、
なんていうか、冷たい刃物で肌を撫でられているような緊張感と、不思議な心地よさみたいなものを感じてしまいました。
月のサカナさん
コメントありがとうございます。
簡単に詩の解説をさせてください。
この詩は、出来事というものを扱っていて、 最初の4行は、万物が流転している様子で、出来事となる前のものです。
あるものは呼びかける~居合わせる の7行は、人間が万物流転のなかから なぜか、なにものかを出来事として捉えてしまう様子で、これが、出来事=裂け目です。
真理は刹那に~私のための夢を見せる の6行は、出来事の起点は真理であるはずですが、 人間がそれを認識する際に、必ずその人の解釈が混ざりこみ、真理は後退します。 これが、出来事=多様体です。
つたない私の詩から読み取れますかね?
丁寧な解説をありがとうございます。
解説を伺って、改めて読み返すと、論理の美しさはもちろんですが、やはり最初に感じたあの「冷たい刃物」のような鋭い質感が、さらに深みを増してきました。
拙いだなんて、とんでもないです。深く研ぎ澄まされた素晴らしい詩だと思っています。ありがとうございました。
暖かいコメント ありがとうございます。
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