タグ: 植平塵芥

  • 灰色の系 ⊂ 青い春 s.t. a≦18

    仮面の顔 機械達の行進 全体が一つの系として動く キミはその粒子の一つ 絶望すら宿さずに 同化し 同化する ただ歩く 目的も忘れ ただ歩く 時限式のコ…

  • 涙

    いつのころからか 人前で泣かなくなった   強くなった わけではなく、 …   _ 甲子園、オリンピック、日本シリーズ、引退試合   目を奪われる  …

  • 秋風

    秋風に いつかのなにか よみがえる   像なき面影に ただ口があく          

  • 写真

    古い写真 写るのは私   古い写真 語るのは その平面に不在の視線          

  • 悲劇は内包されていた

    数年前、若年層でとあるアプリが流行りだした。     ワンちゃんマークかニャンちゃんマークを選ぶだけ。   _ ワンちゃん「おしゃべり大好き! 気軽に…

  • 呼び声

    この 見慣れた日常 知れぬ得体を嗤う          

  • ヒーロー

    なんどもみれた 同じお話し   _    ときははやくすぎる   びでおでっきの使い方を覚え   _     ひかるほしはのぼる   なんどもみれた …

  • 後題

    すべては流れる とどまることなく すべて等しく 善悪も優劣もない   あるものは 呼びかける セイレーンよろしく 聞こえてしまえば 常に既にとらわれる…

  • 知欲

    砂漠の罪人 縄にひかれ行く 引手は見えず ただ足跡 飢えを知らず ただ飢え 苦しみを知らず ただ歩く   私は知る 飢えを 苦しみを 罪人は彼岸 宵の…

  • エンコード

    415 信仰の盲目 キョウキニカラレ ヒトヲコワス 1672 恐怖の近視 キョウキニカラレ ヒトヲコワス – 正義の乱視 キョウキニカラレ ヒトヲコワ…

  • 海

    みえぬ海 きこえぬ海 ふれられぬ海 その全体が私 その一滴が言葉となり 永遠の別れ          

  • 悪の映写

    私は見た ヒトの卑怯を ヒトの下劣を ヒトの残酷を ヒトの狂態を しかし 心の内がわからない 規範と志向が肚でねじれ 私は自分の悪を知る 私は自分の悪…

  • 病

    幾千夜テセウスの舟残る染み 分かちがたくわたし いまだ君を知れず ともよ                      

  • 存在の慣性

    思考にはキミが帰る からだには静寂が帰る          

  • 不可触

    虫の声 聞こえないほとに 私は世界であった 虫の声 聴こえたときに 私が私であった          

  • 基底

    扉のハエ 廻るのは世界か あるいは