タグ: 植平塵芥

  • ヒーロー

    なんどもみれた 同じお話し   _    ときははやくすぎる   びでおでっきの使い方を覚え   _     ひかるほしはのぼる   なんどもみれた …

  • 後題

    すべては流れる とどまることなく すべて等しく 善悪も優劣もない   あるものは 呼びかける セイレーンよろしく 聞こえてしまえば 常に既にとらわれる…

  • 知欲

    砂漠の罪人 縄にひかれ行く 引手は見えず ただ足跡 飢えを知らず ただ飢え 苦しみを知らず ただ歩く   私は知る 飢えを 苦しみを 罪人は彼岸 宵の…

  • エンコード

    415 信仰の盲目 キョウキニカラレ ヒトヲコワス 1672 恐怖の近視 キョウキニカラレ ヒトヲコワス – 正義の乱視 キョウキニカラレ ヒトヲコワ…

  • みえぬ海 きこえぬ海 ふれられぬ海 その全体が私 その一滴が言葉となり 永遠の別れ            

  • 悪の映写

    私は見た ヒトの卑怯を ヒトの下劣を ヒトの残酷を ヒトの狂態を しかし 心の内がわからない 規範と志向が肚でねじれ 私は自分の悪を知る 私は自分の悪…

  • 幾千夜テセウスの舟残る染み 分かちがたくわたし いまだ君を知れず ともよ            

  • 存在の慣性

    思考にはキミが帰る からだには静寂が帰る            

  • 不可触

    虫の声聞こえないほとに私は世界であった 虫の声聴こえたときに私が私であった            

  • 基底

    扉のハエ 廻るのは世界かあるいは