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– 3.5代目はリハッチャン – Author from TSUKITOSHIZIN
当事者不在の 足場固め 鼻で笑われた 微かな気配 もっと 濃いはず
幾何学模様の低い天井 照明は深くて暗い奥行きを誘う カウンター越しの最奥の人 長身痩躯が天井高と不均衡である 不健全に捻る首 その愛想顔は近くて遠い …
周囲を見回す 忙しない空間 空いた席に座る 隣席者への振る舞いは 機械音痴を安堵させたようだ 軽い会釈 まだ、来ない ・・・ 周囲を見回す …
湿熱が襲う 設計されたアルゴリズムは 不快さを考慮しない 送致される要衝で 責務を果たし 次への要衝へと転送される 緩慢に発動する帰巣本能 冷めた地表…
視線チラチラ お口パクパク お顔ニヤニヤ ミュート芸 感知する視細胞は 黒と白の諧調 釣り上げる口角は 心ばかりのお返し モニター越しの些事 開くのは…
脈打つ鼓動は 無自覚に呼吸を合わせる 溢れ出す感情 無意識に掬い取る 密談の内容は まだ、明かされていない
呼び掛けられながら 背景に溶け込んでいた 鼻を穿ったり 寸止めのパンチを喰らわしたり コサックダンスを踊ったり の同化度テスト いつも想像している …
尖った頭と擬態 システムの中で刹那に輝く 巨像が咆哮し 崩れゆく 開閉する眼瞼と ゼラチン質の巨球 交錯する視線 暗転し 外から聞こえる重い音圧 筐体…
登校を嫌がる 道すがら 「ぼく、ぜんぶへたくそなんだぁ」 ・・・ 手をつないだ
平滑な灰白に 伸張する赤い文字 ゼロと記号化された名前 次へ。 乾き荒れ立つ淡褐色に 黒い鉛の粉の圧 躊躇いのない円 中心に立ち上がる高解像度のホログ…
景色を傾かせる 受け身の取り方である 眼球ではなく もっと奥のようだ 視神経の経路を 干渉しているらしい 今は眼球だけが機能している もう受け身の取り…
周辺の信号は遮断された。 蓋が開き 制御の利かない組織が表面化 痛みを知覚せずとも 削ぎ取る音だけは鮮明 閉じた蓋は平らな光沢となり 鋭利な感覚を取り…
逃れられない 二律背反 自発的に 拘束されるか 自由が来るのを 待つか さあどうぞ
高嵌合する躯体現し 一寸の隙も許さない 熱を感知し 行き場を失う 冷たい壁に吸着し 重力と張力に従順を装う 滴下した凝結体は収斂し 塊となって 蠢く …