夕闇の迫るころ

夕闇が迫るころ

水面は空を写して

金色の鏡になる

 

ここは銀河の入口

束の間のひととき

私は宇宙の旅人になる

 

足元に目を落とすと

そこには天の川

砂丘のように広がる名も無き星たちの集まり

泳いでみようか

どこからか シャラシャラと聞こえる

星たちが奏でる 心地よい響き

 

ああ このままここにいたい

 

我に返ると

 

水面は静かに色を失い

懐かしい故郷の風景が

いつもと変わらぬ表情で

やさしく私を迎えてくれた

 

 

 

 

 

 

ヒメシャラ

ヒメシャラ

月と詩人 Author 私は「詩とメルヘン」が大好きでした。やなせたかし先生を尊敬しています。 

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