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– ヒメシャラコレクション – Author from TSUKITOSHIZIN
きのうの嵐が嘘のように 空は穏やかに青く広がっている つくつくぼうしが木の梢に鳴く きのう海の向こうで起きた 恐ろしい出来事など なにも知らなかつたと…
シャボン玉 風に乗って勢いよく空に消えた シャボン玉の中の小さな息 青空に溶けていった 君が吹いたシャボン玉 優しさいっぱい 私の胸で弾け…
父が肩車をしてくれた時 少しだけ空が近づいた気がした 母の実家に行った時 蔵の隣にビワの木があってそれを取りに行った 蔵の周りは竹林になっていて …
心が考えることを拒んだ 目を閉じて 耳を塞いて 何も喋らず 植物みたいに 与えられた運命を受け入れて 水と太陽と養分と それさえあれば生きていけるみた…
木漏れ日の森に蝉時雨降るよ 時が巻き戻されていく 懐かしい匂い うれしくて 手のひらに緑色の風すくい上げる 生きている 森の鼓動が身体に伝わってくる …
耳を澄ませば 草叢から 緑の木々の中から 虫たちの声 小鳥たちの声 その梢の先 空の中 白く輝く鳥の翼 遥か上空 ジェット機が行く そして 人の声 車…
今は 何も考えないことにしよう ただ静かに 風の囁きと 波の唄を聞いていよう 魂が あらゆるものから 解放されたがっているから このまま砂になろう 風…
蒸し暑さと身体の痛さで 目を覚ました朝 ここは そうだ 夕べ実家に泊まったんだ 夜明け前 外を見ると そこは影絵の世界だった 庭にある背の高い柿の木の…
いちばん嫌いなのは私 でも いちばん好きなのも私 いちばん大切に思っているのに いちばん粗末に扱っている つまり 私の心
世界が白く輝いて 眩しさで目を閉じる 光は肌を刺すようで 何処からともなく セッカの声が聞こえてくる ここは緑の草原 遠くに見える向日葵も 近くの…
真夜中に目を覚ました 隣で寝ている君に カーテンの隙間から 月の光が差し込んで 君を照らしていた それは何故か 神々しささえも感じるような 不…
夕闇が迫るころ 水面は空を写して 金色の鏡になる ここは銀河の入口 束の間のひととき 私は宇宙の旅人になる 足元に目を落とすと そこには天の川…
スズメたちが遊んでいる まるで何事もないように 本当は大変なんだよね 生きるために 一生懸命 心地よい風が 頬を掠めていく 朝のひととき 明日はどうな…
空の奥に あなたはいますか? 声は聞こえないけど 心は感じる あなたは何時も笑っている 届かない? でも何故か包まれている感じ 只 一線を越えただけな…
風の吹く草原の ただ中で 足元の大地と頭上の空 そこに吹く風は 自由に 何処までも自由に 鳥は風を読んでいるのか 何故風に向かって飛んでいけるの 青い…