月: 2026年7月

  • だからね

    いちばん嫌いなのは私 でも いちばん好きなのも私 いちばん大切に思っているのに いちばん粗末に扱っている つまり 私の心            

  • 匿名の生命

    高嵌合する躯体現し 一寸の隙も許さない 熱を感知し 行き場を失う 冷たい壁に吸着し 重力と張力に従順を装う 滴下した凝結体は収…

  • 見つからないもの

    探し求めていた でも…見つからないの 探し続けていた でも…見つからないの あなたとの思い出 見つからないの 結局、私は、あなたの何? なんだったの?…

  • 光の中で

    世界が白く輝いて 眩しさで目を閉じる 光は肌を刺すようで 何処からともなく セッカの声が聞こえてくる   ここは緑の草原 遠くに見える向日葵も 近くの…

  • 軽率

    あーエモい… 茶葉のいろに浸透した派手な心と地味な姿 あーヌルイ ライオンみたいになりたいけど ぬるま湯に浸かりすぎたてふやけた人 あー 怠惰なる色は…

  • 見学

    母が言った「おめでとう」と自らの「おめでとう」では何か違う。 友の言う「ありがとう」は母のものと同じ気がする。 自分のものだけ何かが違う。 波形を合わ…

  • さめる

    例えば、熱狂した試合の後。私はやがて凍ってしまう。 凍てつくほどの冷気は私にしか届かない。 風に乗って周りを冷やすことを知らず、闇を共に駆ける。 どこ…

  • 回想

    覗けばいつだって暗かった。 明るいものは続き、名を変える。 私も何度も試みた。 その間、何度も対峙し敗れた。 落ちた魂は行き場を失い、戻ってくる。 忘…

  • やるべき事

    俺は切羽詰まって、「負けたら終わり」と思うと頑張れない男だ。 「ここで負けたら終わり。」そう思っていると大抵途中で投げ出した。 しかし、今は「明日少し…

  • 月の光

    真夜中に目を覚ました   隣で寝ている君に カーテンの隙間から 月の光が差し込んで 君を照らしていた   それは何故か 神々しささえも感じるような 不…

  • あこがれ

    私は私でないものにあこがれる。 木に憧れる。過ぎていく日々の中で木だけが呑気に揺れている。 魚に憧れる。海が広き心で包んでくれる。確かな暖かさのもとで…

  • 神とは何なのだろうか? 普遍的な善? では、善とは何なのだろうか? 法治国家では、善とは法から逸脱しない行動の事である。 では、悪とは? もちろん、法…

  • 花びらのそば

    そっと…音たたず ひらひら舞う 木々に差し込む光 眩く、逆に影を写した そっと…寄り添う 近づくたびに あなたの目が煌めく ドキッとする…逆に帽子で顔…

  • 無垢

    浜辺に出かけた 前を歩く小さな君を追いかける私 どこか冒険に出た子供達のようで 蒼い空、青い海、碧いシーグラス 小さな君に手を引かれる小さな私   君…

  • 統治

    統治の文字を分解してみる。 すると。 統べて、治すとある。 つまり、力を纏め、欠陥を治すことである。 すなわち統治。 社会は、欠陥があることが多い。 …

  • Screenshot イメージがあればいい。私の街にはいつも川があって、駅があって、学校があって、商店街がある。丘の上には公園があって、猫の家が一軒…

  • つまり

    つまり、どうゆうこと? つまり、わかりやすく教えて?   え?… そんな事…急に言われても… 困る…から。   そう、私は、言葉に詰まった。     …

  • 夕闇の迫るころ

    夕闇が迫るころ 水面は空を写して 金色の鏡になる   ここは銀河の入口 束の間のひととき 私は宇宙の旅人になる   足元に目を落とすと そこには天の川…