紅色の冠

 

あなたと私は違う

私は紅色の冠を戴き

おごそかに食事をする

あなたはいつも欠席だ

この空席そのものが

あなたの輪郭

いつまでなぞっても

あなたは現れない

甘くおやすみを囁く声音だけが響く

私は虚しく玉座に座る

悲しい女王は

来ない王子を夢見る

あなたが健やかでありますように

それが虚空に消えていくだけの声だとしても

私はいらえのない文を出しつつける

 

 

 

 

 

 

夕日メンテナンス

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月と詩人 Author はじめまして。 夕日メンテナンスと申します。 これまではXなどで詩を投稿していました。 どうぞよろしくお願いします。

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