時間を、無為にするまいと
寝ながらに眺める液晶と
ただ流れ過ぎる音の
なんと、無為な事だろう。
特段、迷ってるわけではないという。
だのにその手はなにも握らず
視界は、瞼の内の黒点を追う。
おれは何になりたくて
わたしはこうあるべきなのだ。と
かぶる仮面の意匠のみが確かなままで
ぼくは、ただひとりで
ぼくをみうしなう。
だから液晶を眺めるのだ。
無為に失う時間が
おれとわたしを損なってくれるよう
祈るまでもなく
証明してくれるだろうから。
詩投稿サイト・詩のプラットフォーム
Dasim-Akiさん、こんばんは。
詩を拝読しました。
非常にミステリアスで、心を惹きつけられずにいられません!
題名の『ひとりの浸食』とは、詩の中で描かれている
「ぼくは、ただひとりで
ぼくをみうしなう」ということと繋がっているのでしょうか?
詩の主人公「ぼく」( 作者 ) の心の中に、「ぼく」とは明らかに違う顔をした人間、「おれ」と「わたし」が存在する …
それは、受け入れ難い苦痛や、誰にもわかるはずがない寂しさを、たった一人の自分 ( ぼく) が、自分で、自分の心を守ろうとして現れた、「ぼく」にとっての守り神のような存在だったといえないでしょうか。
「ぼくは、ただひとりで
ぼくをみうしなう」
あなたは、そうならないと、私は思いました。
この詩から見えてきたのは、光り。
それは、「折れない、負けない」作者 ( あなた ) の芯でした!
ゆめの
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