詩 の 一 覧

  • エスキース①

    チーズを食べる犬のまつげも 真っ白な答案用紙も 金色のペンシルケースも すべては僕の天命に帰化する かつてないほどに 許しを得たいと願ったが 永遠とい…

  • 怪物の行進

      傷を抱えた人々がうめきながら歩いている 欺瞞を盾として、攻撃することで守ることしか出来ないあなた 何をそんなに怯える? 己の真実の声に耳を澄ませ …

  • 怪物の宣書

      あちらこちらで亡者が手をこまねいている どこそこの引用文をひけらかして うわっつらだけのうすっぺらな魂の紹介文 文と質が調和してこそのまことだ 地…

  • 永遠の嬰児へ

      ちょっと様子を伺っていただけだ 盗み見たなんて人聞きの悪い お前のまつ毛の影を眺めていた 心も和らぎ安らかなようで何よりだ 衆生の霊魂が六道を通る…

  • 尊厳の火

      誰もあのカーペットの悲しみを知らない 踏み躙られた苦しい思いを強いられる あの悲しみを我々は知る由もないのだ 豊かに富み栄えるものが灯す火より 貧…

  • 竜の懐

      まめがらを炒って供える習いが染みついていた 混じり気のない美しさは 安らかに国を治めた先王の忠に似ている いつだったか 互いにはさんだ碁盤のように…

  • プネウマ

      神さまの下書きをつくる その工程に語らう言葉は必要だろうか 私を教え育ててくれた貴方は優しくて 責め詰るようなことは一度もなかった 愚かな私を問い…

  • 沢に笑う影

      あっという間に目が眩んだ その沢の境には大きな甑が隠されていたのだ ある兵士が独直していた晩のこと 犬の姿をした影が広く伸びていた その影は生き生…

  • やさしい刑

      しびれはまだ取れない 飛べない鳥が砂漠を速く走るには贈り物が必要だ 首かせをした囚人たちは何を望むか 蹴鞠遊びをする場所が欲しいか 雅な都へ続く道…

  • 音の記憶

    溢れ出す涙を袖で隠したよ 懐かしかったから 私の苦労を慰めてくれていたんだね 貴兄の優しさは欲深な私にはむごいほどだ みすぼらしい境遇でさえも貴兄は愛…

  • 王の務め

      若い鹿の王が財を貯めた蔵に籠り 隠者の真似事をしている それではいつになっても心がふさいで 王の役目が果たせない 白い髭を黒く染めることに何の躊躇…

  • 掴めぬもの

      愛した魚も捕まえてしまえばあとは食べるのみですか? 魚の尊厳を誰が気に留めましょうか? おぼろな月が水面に浮いているのを見て 捕まえようとする愚か…

  • 大いなる亀

      天を支える大海亀の足は 鼎のように安定していて とても豊かな土壌をつくる 踏みしめ耕し 何億もの人を養わせる 底知れない器を有している この大海亀…

  • 花を添えて

    花を添えて 私の気持ち 届きますか? どうして 伝わんないの?って 心の叫びが 聞こえちゃう そうして、 恥ずかしくなるの            

  • ホーホケキョ 。 鶯の鳴く季節になりました。 雨の中 雨の音に混じって 微かに聞こえるあの声が。 雨の中の救いの声みたいで 水みたいで、綺麗で、純粋で…

  • 青春

    制服。 私の青春。 甘酸っぱく弾ける炭酸水。 髪を束ねるシュシュ。 たくさんのキーホルダーを付けた鞄。 まだ離れて間もないのに懐かしくなる。 私の青春…

  • 恋の予感

    私のドキドキがとまらない 恋の予感   私の気持ちが静まらない 恋の予感   あの人から返事くるかしら 恋の予感            

  • 優しい歌

    あなたの優しい歌 あなたの優しい声   嬉しいあなたの笑顔 嬉しいあなたの姿   大好きあなたへ 優しいあなたへ            

  • 花が咲いた一輪

    一輪の花が咲いた 野や畑に咲きました 美しく咲いた花 あなたは、笑みこぼすかしら?            

  • 鷹揚 ( 願い )

    朝日射す鳥がさえずる躑躅咲くあなたと死を待つ            

galilei K.T nao Sakihana TAKA YUMENOKENZI あおる ちゃいらて ムー 夕日メンテナンス 孤海 月華蝶 胡蝶の夢 衣流(イル)