詩 の 一 覧

  • 半月船

    兜の緒を緩め あぶく達は浮かんで 夜気へ溶ける   半月船の出港だ 民家の屋根から出港だ 「舵取り一杯」 錨に帆 そんなものは ここには無い   溶け…

  • 友 達

    空が 友達だった それは、いつか見た 雪の結晶のように 綺麗で、静かな魂そのものだった …   そんな僕の友達の 空が、 突然、破れた …!   狂瀾…

  • 11月の蝶

    青空のもと 風とたわむれ 踊る木の葉 光にさそわれ 白い蝶が一羽 木の葉に飛び込む あの蝶はどこに 時を忘れ 光とたわむれ 舞ってるのか 夢の中で 木…

  • 伽藍の冬

    肌を縮こませる風に 当たる日差しは平行線   めくる頁に映り込む 陽炎の影は伽藍堂            

  • 片足の猫

    片足を失くした猫は 小さく跳ねるように歩いている 此処では無い 何処かへ 目的も無く 歩いている   既に日は落ちていて 空に幾つもの星が浮かんでいる…

  • 樹木の季節

    暑さ和らぎ雨が降る 夏、葉を萎めていた大樹 広く木陰をつくる10月 やわらかい日差しのもと 冷たい空気を浴びて 色づきはじめる11月 木枯らしが吹き …

  • Nothing

    重力のない空鳥はどこへ行く もうすぐ月に挨拶するよ   音のない楽譜でピアノが奏でるは 銀のしっぽがくすぐるワルツ   文字のない本に君は何描く 光散…

  • お茶会

    ツルツル陶器製 金のラインがオシャレな 3階建ての舞台の上で   真っ白のレースを敷いた パステルカラーの コロンと丸いご令嬢   花と飴色の髪飾りで…

  • 夜 明 け

    小鳥たちの さえずりで 目が、覚めたんだ   夜明けの 窓が、 開いた …   優しい声が、耳に 心地よくて このまま ずっと 聞いていたくて   な…

  • 星 落 秋 風 -月と詩人

    星 落 秋 風 眠 草 木 下 風 雪 耐 待 春 光 温 胤 星 舞 星 瞬 天 空 月 影 永 遠 誓 願 誰 問 誰 想 星は落ち、秋風が吹く…

  • ツ バ サ

    Spring’s coming ! いのち あるところには 必ず やって来るよ   凍りついてた 大地に、光がさして 土を割って 青草が、 はい出した…

  • 無 益

    こどもの頃は 見えなかったんだ 国と国が いがみ合う姿を 自分と そのほんの周囲だけが 世界のすべてだったんだ   かっこいいものや きれいなものに …

  • その空色の瞳の猫は、地に落ちた…

    草のベッドに横たわり 甘い土の匂いを胸に 草の葉に無数の光りを 見つめていた、ひまわりの丘   今朝は、どうしてこんなに眠いの? 俺、なんで原っぱに寝…

    その空色の瞳の猫は、地に落ちた…

galilei K.T nao TAKA YUMENOKENZI あおる ムー 孤海 胡蝶の夢 衣流(イル)