やさしい刑

 

しびれはまだ取れない

飛べない鳥が砂漠を速く走るには贈り物が必要だ

首かせをした囚人たちは何を望むか

蹴鞠遊びをする場所が欲しいか

雅な都へ続く道が欲しいか

錦の綾衣をいただく誉が欲しいか?

いずれその足は鋸によって引き切る刑の始まるまでの余暇にすぎない

おだやかに過ごせばいい

お前を煩わすものは何もない

天に委ねよ

そして大切にしなさい

いずれはげしい取り調べが行われる

天には花が咲き乱れ

地には月光があたりを万遍なく照らすだろう

朝を喜び夕べを楽しみなさい

ともに花びらを踏み  月を愛でよう

貴方を惜しみ  天の底をどこまでも行こう

 

 

 

 

 

 

夕日メンテナンス

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月と詩人 Author はじめまして。 夕日メンテナンスと申します。 これまではXなどで詩を投稿していました。 どうぞよろしくお願いします。

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